デコポンの秘密

皆さんこんにちは!今日も日差しが出ていて暑いですねぇ~(^-^;

ところによっては夏日を記録し、4月なのにかき氷が売れたみたいですよΣ(゚Д゚)

今日のメニューは【チキンカレー・キャベツのしらすサラダ・デコポン】です♪

デコポンは、柑橘類のシラヌヒ(不知火)系に対する熊本県果実農業協同組合連合会(熊本果実連)が所有する登録商標であり、果樹および果実の品種名やその通称では無いそうです。

つまり、「デコポン」という商品名であって、品種名ではないそうです!

流通果実としての「デコポン」は、熊本果実連を含む全国の日本園芸農業協同組合連合会(日園連)傘下の農業団体を通じて出荷されたシラヌイ(及びその変種)のうち、高品質を保つ一定の基準(糖度13度以上、酸度1度以下)を満たしたものだけがその名を使用することができるそうです。

よって熊本県産以外の「デコポン」もありますが、生産者個人での販売や柑橘関係農協県連合会を経由しない販売についてはデコポンの名称は使用できないそうです。全国統一糖酸品質基準を持つ日本で唯一の果物の登録商標だそうです。

元々は1972年、長崎県南高来郡口之津町(現・南島原市)の農研機構(旧果樹試験場)が「清見」と「ポンカン」を交配させて生まれたそうです。へたの周囲が出っ張った歪な見た目の悪さと育てにくさから農水省は量産に不向きと判断して品種登録をしなかったそうです。

当時、島原湾を挟んだ熊本県、不知火町(現・宇城市)では新たな柑橘類を模索しており試験的に栽培され、収穫して食べてみると酸味が強い為に暫く放置されたが後日、実を改めて食べてみると甘味が極めて強くなっていることに気付いて食用としての生産・栽培が本格化したそうです。

1991年からシラヌヒ系のうち糖度13度以上のものを選択して「デコポン」の名称で商品化・出荷が開始されました。量産に不向きと判断された歪な外見上の特徴を逆にセールスポイントにしようとして命名されたそうです。

1993年7月には熊本果実連が出願していた「デコポン」「DEKOPON」の商標登録が認可されました(種苗登録はされていないそうです)。

熊本果実連は初出荷日の3月1日を「デコポンの日」として制定し、日本記念日協会に登録されたそうです。

なるほど、「デコポン」って品種名じゃなかったんですね(^-^;

それではまた明日(^^)ノシ

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